■ 津軽新報社「烏城賞」は「花嵐桜組」代表の小野氏に
第16回津軽新報社「烏城賞」は、よさこいソーランチーム「AOMORI花嵐桜組」を統率する代表の小野郁子氏(弘前市)に贈呈することになった。青森・津軽に根ざした活動を続け、昨年の本場・札幌「YOSAKOIソーラン祭り」で「黒石よされ」や「津軽よされ節」を取り入れた「よされ恋慕情“愛郷興起の舞”」がファイナルで第4位に輝くなど、全国を舞台に活躍する「AOMORI花嵐桜組」の総合プロデューサー。贈呈式は11月1日、黒石市グリーンパレス松安閣で。
「花のように、時には嵐のように、津軽の桜が舞うように踊りたい」。津軽の桜が満開だった平成12年に「AOMORI花嵐桜組」を結成した。チームポリシーを「演舞を通じてふるさと『青森』『津軽』を表現する『心ある演舞』」とし、現在メンバーは80人を数える。作品は青森・津軽にこだわったものばかり。昨年の「よされ恋慕情…」は黒石市をテーマに「黒石よされ」と津軽民謡の「津軽よされ節」を取り入れ、札幌「YOSAKOIソーラン祭り」全国341チーム中、北海道外チームとしては最高位である第4位となり「AOMORI花嵐桜組」の知名度は“全国版”。
その「…花嵐桜組」を統率するのが、平川市出身で黒石高校卒業の小野郁子氏。JAFA公認のADIインストラクターだ。東京やニューヨークでジャズダンス、ヒップホップ、モダンなどのダンスを学び「TRF」のバックダンサーとしても活躍。「ダンスを通じて踊る楽しさを」と大人から子どもまで健康のためやダンスを楽しみたい人を指導。現在も青森市、弘前市にある20のダンス講座の講師を務める。
このほど本社で開かれた「烏城賞」選定審査会では、満場一致で小野氏の推薦を決め、今回の贈呈となった。
■ 21日付の主な掲載記事
□いきいき放談/黒石市上十川鹿獅子踊保存会会長
□やきそば黒石会試食会アンケート
□南黒地区ナイターバレー終盤へ
□本物の「能」じっくり堪能/平川市竹館小
□写真特集/秋の味覚きのこまつり(黒石市)
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